NUTRITION LABORATORY | 支援事例

病院コンサルティングの支援事例

給食運営と病棟での栄養管理を一体的に見直す病院支援と、栄養部門向けの研修・多職種連携に関する講演をご紹介します。

病院支援事例 | 約200床の急性期病院

給食業務の見直しから、病棟での栄養管理の充実へ

直営給食を行う病院で、給食業務と栄養管理業務を一体的に見直しました。食種・献立の整理、厨房のチェック工程の改善、給食システムの切り替えに向けた検討を通じて、栄養科が病棟で活動する時間の確保を支援しました。

以下の3つは、同じ病院で取り組んだ支援の側面です。

支援の側面 01 | 病棟栄養管理

病棟・ベッドサイドでの栄養管理を充実

病棟・ベッドサイドで回診する患者数は、1日4〜5人から20〜25人へ。患者さんと関わる時間が増え、食事の調整や病棟との連携強化につながりました。

栄養指導の手順書・チェック表を整備し、対象患者の抽出から介入・記録・算定確認までの手順を整理。病棟業務の引継ぎと運用定着を支援しました。

入院栄養食事指導の件数

支援前比 約500%

支援前を100%とした比較

支援期間:2025年4〜9月。学会発表資料の「約5倍の件数に対応」を百分率で表記しています。算定点数・金額の増加率ではありません。単施設の実績で、他施設で同様の成果を保証するものではありません。

早期栄養介入管理加算の算定開始を支援

ICU患者の栄養管理方法について、ベッドサイドでのOJTと具体的な手順書の作成を支援しました。早期栄養介入管理加算の算定に向けたマニュアルを整備し、日々の業務に定着させるための運用方法やスタッフへの引継ぎまで伴走しました。

伴走支援の方針
多職種チームとの連携やベッドサイドでの栄養管理を定着させるため、マニュアル整備に加え、OJTによる実践的な支援にも伴走します。

支援の側面 02 | 食種・献立と厨房業務

次の給食体制につながる食種・献立の集約

128種類から75種類へ、従来の約59%に整理。単に食種を減らすのではなく、完調品の導入や新調理システムへの切り替えを見据え、提供方法と運用を検討。次の給食体制につながる変更案の作成と見直しを支援しました。

食種集約後の新食種での運用開始も支援しました。厨房職員のチェック工程の見直しは、作業効率の向上やインシデント件数の減少にもつながりました。

支援の側面 03 | 給食体制の切り替え検討

給食システムの切り替えを、設備と運営の両面から支援。

厨房面積、提供食数、必要機器、既存の給食システムを踏まえ、作業効率・人員配置・運営コストを総合的に検討します。

掲載用サンプル/架空の再構成例
掲載しているプラン・料理・配置図は、支援内容を伝えるための架空の例です。実在する施設の設備計画や改善実績を示すものではありません。

段階的な給食システム切替プラン(例)

PLAN 01
温菜1品を表す料理イラスト。架空の掲載用サンプル。

温菜1品をニュークックチルへ切替

PLAN 03
温菜2品を表す料理イラスト。架空の掲載用サンプル。

温菜2品をニュークックチルへ切替

PLAN 04
温菜2品と冷菜1品を表す料理イラスト。架空の掲載用サンプル。

温菜2品をニュークックチル、冷菜1品を完全調理済み食品へ切替

人員配置や運営費への影響は、提供食数・作業工程・設備条件を確認して個別に試算します。

厨房レイアウト・再加熱設備の配置提案

図をクリック/タップすると拡大表示できます。料理イラストも架空のイメージです。

↗ 作業効率の向上

調理・盛付・確認工程の見直し

◎ 人員配置の適正化(省人化)

業務時間の削減と人的資源の再配分

▤ 運営コストの見直し・試算

設備投資・人件費・食材費の総合的な評価

施設ごとの条件に合わせた、実行可能な給食運営へ。

厨房面積、提供食数、必要機器、既存の給食システムによって、適切な改善プランは異なります。
N.Labでは、設備と人員、給食運営全体のバランスを考慮した提案を行います。

完調品の切替検討・メーカーのマッチング支援

別の病院での支援事例 | 嚥下調整食・完調品

施設の食形態に合う完調品とメーカーをつなぐ

院内で提供する嚥下調整食について、完調品への切り替えに向けた比較・検討を支援しました。施設の食形態と候補商品の対応を整理し、複数メーカーとのマッチング、提案資料の作成、合同試食会を通じた評価の整理を行いました。

メーカーを比較できる材料を整理

対応する食形態、献立の選択肢、栄養量、価格、配送食数・送料、発注方法を比較。施設側が導入候補と運用条件を検討できる形にまとめました。

匿名再構成サンプル|2つの組み合わせ案を比較
比較の視点料理のイメージ組み合わせ案A料理のイメージ組み合わせ案B
食形態・区分A社:区分1相当・3
B社:区分2
A社:区分1相当
B社:区分2・3
献立の選択肢区分1・3を同じメーカーで構成区分2・3を同じメーカーで構成
価格・配送条件区分3をA社に含めて、発注量と送料を比較区分3をB社に含めて、発注量と送料を比較
アレルギー等原材料・禁止食品・代替献立を商品ごとに照合原材料・禁止食品・代替献立を商品ごとに照合
試食評価区分3はA社の商品を評価区分3はB社の商品を評価

スマートフォンでは表を横にスクロールできます。施設・メーカーを特定できる情報や実際の価格・食数は掲載していません。料理はイメージです。区分は施設内の呼称例で、正式な分類への適合や提供可否を示しません。

試食では、味・見た目・まとまり・べたつき・調理のしやすさを比較。食種間のつながりも含め、施設の基準に照らして採用候補を整理します。

メーカー提案から、院内採用判断まで一貫して支援

STEP 01

メーカー・商品の提案

施設の規模、患者特性、現在の食種構成に合わせて商品を比較・選定します。必要に応じて複数メーカーの商品を組み合わせ、施設に適した導入プランを提案します。

STEP 02

試食会の開催支援

メーカーとの調整、試食品の準備、試食会の企画・運営、参加者の評価の取りまとめを支援します。

STEP 03

院内採用判断の支援

試食評価、栄養基準、費用、配送条件、現場の業務負担などを総合的に整理し、院内での採用判断を支援します。

管理栄養士・言語聴覚士・看護師などが参加する試食会で、味・見た目・物性・調理のしやすさを確認。商品ごとの評価や、栄養表示・提供方法に関する確認事項を整理しました。

掲載範囲:切り替えに向けた提案・比較検討・メーカーのマッチング支援。切り替え完了や、人員・費用削減の実現を示す事例ではありません。施設名・メーカー名・個別見積額は掲載していません。

研修・講演の事例

研修事例 | オンライン・全6回

栄養部門向け・全6回の研究・統計研修

学会発表に向けて必要となる論文検索、研究デザイン、データ入力、研究計画、統計解析を段階的に学ぶオンライン研修です。講義と課題を組み合わせ、全6回を設計・実施中です。

実施状況
2026年10月26日時点で第4回まで実施。第5・6回は今後実施予定です。

研修プログラム

第1回 | 論文検索と研究の基礎
論文リスト、データ型・標本数

第2回 | 研究デザイン
PECO・FINER

第3回 | 代表値とデータ入力
平均・標準偏差・中央値、Excelの変数リストと入力シート

第4回 | 研究計画の作成

第5回(予定)| 2標本の差の検定とEZR実践

第6回(予定)| 相関・回帰分析とEZR実践

講演事例 01 | NST運営

医師・看護師・管理栄養士が栄養管理を話し合う吹き出しイラスト。

施設に合わせたNST運営の講演

対象患者やチームの役割分担、スタッフ確保をテーマに講演しました。病院全体のNSTと病棟単位の支援体制の特徴、各職種の専門性、教育を含む運営見直しのアクションプランを紹介し、施設の状況に合わせてNST運営を見直す視点を共有しました。

講演事例 02 | 多職種連携

管理栄養士・リハビリ専門職・歯科専門職が連携する吹き出しイラスト。

リハビリ・栄養・口腔の多職種連携

病棟での情報共有とNSTの活用をテーマに講演しました。リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算、病棟の早期対応と専門支援NSTの使い分け、管理栄養士の病棟配置、日常の情報共有、役割分担とスタッフ確保を、具体例を交えて紹介しました。

貴院の課題も、一緒に整理しませんか。

栄養指導の手順整備、病棟業務の引継ぎ、食種や給食運営の見直しなど、現在のお困りごとをお聞かせください。

初回相談・課題整理・ご提案・お見積もりは無料です。詳細な現状分析・改善支援は、ご契約後の有料サービスとなります。

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